 |
 |
 |
|
|
|
 |
|
コラムTOPへ戻る >> |
|
 |
|
|
■ モヤモヤが止まらない。そのモヤモヤは、あなたに「答えを急ぐな!」とシグナルを鳴らす?!
最近、モヤモヤしている自分にふと気づくことがあります。いったい何で、どうしてなのか。自分の中で、なんだか感情がモゾモゾして私に訴えているように思えました。でも、なぜそうなるのか、自分ではまったく思い当たらなかったのです。
あなたも、こんな経験はありませんか?
今回は、あなたに新たな気づきを伝える“モヤモヤ”についてお話しします。まずは、私の経験からお話ししましょう。
最近、自分がモヤモヤしていることに向き合う。
いったいどんなことでモヤモヤしているのか、自分はよく分かっていない。そこで、自分のモヤモヤを振り返りながらざっくり書き出してみた。そうすると、そのぼんやりしたモヤモヤが10個ほど浮かんできた。それらは「自分ではコントロールできること」と「自分ではコントロールできないこと」に分類できた。
分類してみたら
「自分でコントロールできること」は、自分でやろうと思えばできることなのに、出来ていない。それは、さっさと効率よく解決すればよいと思う自分と、それでよいのかと問いかける自分が存在していた。出来ていない自分を責め、やる時間を作っていない自分にイラ立ちを感じていたことが、モヤモヤの原因だと分かった。
もうひとつの「自分でコントロールできないこと」は、自分でどうすることもできないと分かっていても、つい気になっているものだった。たとえば、ウクライナでの戦争の影響、自分の人生の終末期、正解を求める社会風潮への違和感など、将来への不安や予測が立たないことばかりで、それを考えるとネガティブな思考が働きそうになるのだった。
自分のモヤモヤを言語化したことで、自分の気持ちが落ち着き、そしてラクになった。
*
客観視することで分かること
「自分でコントロールできること」は、私自身が解決できることもあるが、しっかりとプロセスを踏んで一つひとつやり遂げていきたいと思っているものもあった。そのために考える時間を望んでいるのだと理解できた。時間が生み出せないからモヤモヤが止まらないわけだ!
「自分ではコントロールできないこと」は、自分でどうすることもできないことだと分かっていても、思考し続ける可能性がある。ネガティブ思考に自分を捉えがちになると、セルフエスティームは下がってしまい、前向きに行動しようとは思えなくなる。どうなるかわからない未来は、誰も答えを出せるわけがないのだが、それでも私たちは、考えることを止めてはいけない。未来は柔軟性をもって自分を信じて、知恵をだして生きるだけなのだ。
モヤモヤの中身は、すぐに答えが見つからないことばかり。自分のモヤモヤとじっくりと向き合う時間が必要だということだ。
私たちは、効率重視の世界を生きている
喜怒哀楽があることは、人生を豊かにするのは事実ですが、感情をコントロールするのは難しいものです。
社会に出たら、自分の感情はコントロールするもの、コントロールしなければならないと考えてしまいがちですね。そして、日々起こる出来事は、”効率的に難なくこなしていかなければと、懸命に生きている” 私たちです。
不確実性の社会で、未知の仕事に遭遇すると自分でゼロから思考しなければと、不安や焦りからモヤモヤが出たりします。そして会社の人間関係がギスギスとしてきたり、将来への不安からモヤモヤが止まらなくなることもあります。
確かに仕事の世界では、効率やタイパを重視しています。ですから、仕事以外の人生も同じように答えを早く出して、問題を解決することが大事だと思えてくる。早くスッキリしたいと、自分を急き立てて安易な答えに飛びつき、解決を急いで生きているのかもしれません。
学校教育もまた、「正解を教える」ことに時間をかけています。「どう導き出せばよいのか」と自分で考える、そして友達と話し合う時間は、与えられていない。進学するために試験で好成績を取らなければ、未来が得られないと思うからだ。土日もなく夜遅くまで塾に通い、人とのかかわりが希薄になっているように思います。
子供たちは、有名大学に入ることが目標と信じて学び、大学を目指す。その多くの若者が、社会人となって働きだすと、「自分はこれから先、何を目標に、どう生きたらよいかが見えない」とモヤモヤを訴えているのも事実だ。なぜなら社会は、正解がない世界だから。自分の未来を「どう導き出せばよいのか」という”自分で考えるプロセス”が必要です。
でも「どう導き出せばよいのかわからない」と、私たちの脳は、それを「無かったこと」にしてしまいます。つまり「考えない」ことを選択するのです。
そのモヤモヤを「考えない」ということは、自分の心の内にモヤモヤを押し込んだまま生きるということ。自分の未来を閉ざしてしまう思考停止状態で生きているのと同じです。
続きはこちらへ https://jsel.jp/4469/
|
|
|
|
|
|
Column Top Page >> |
|
 |
|