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コラム(今月の言葉)|Column
「やりたいことが見えない。将来、どうキャリアを築けばよいのか」と悩む女性たちの揺らぎは何か。


やりたいことが見えない。やりたいことが分からない。そう思う人が最近多いように思います。仕事に慣れて数年たつと、仕事は同じことを繰り返しているだけと感じてくる。このまま、自己成長を感じないまま、繰り返しの仕事をしていくのかと。これから先、どうキャリアを伸ばしたらいいのか。自分はどうしたいのかと、相談されることが多いです。


特に若い女性からのキャリア相談でこのようなことを聴くことが多いです。しかし、そう悩む彼らの心に寄り添うと、3つのポイントが見えてきました。

その課題に対して、「自分の人生を生きる」という意識を掘り下げる方法をお話しします。






1.やりたいことが見えないって?

相談から見えてくるのは、人生で選択しなければならないことの多さに戸惑うということ。彼らは、社会に出て仕事にも慣れたころ、自分の未来を主体的に考え始めます。 そして、結婚、出産、子育て、・・・と、やらなければならないことの多さに、自分のキャリアをどう育んだらよいかと悩むわけです。

それはなぜか。「女性は、こうあらねばならない」という暗黙の認知がそうさせるのですね。今でもなお、無意識のうちに、女性だからやらなくてはと感じ取ってしまう呪縛が、まだ続いているのかと驚くばかりです。


逆に、「自分は専業主婦を選択したい」と考えている人もいます。一見、未来を考えているように思えますが、自分の親を見て「自分も!」と考えている。でも親世代の社会環境と今は違っています。専業主婦というカテゴリーは、これからの時代、縮小の流れにあります。夫の収入だけで生計を立てていくことのリスクから、共働きがすでに過半数を占めるようになっています。



2.まじめに考えるほど、やりたいことが見えなくなる。

自律的に人生キャリアを伸ばそうと考えることは重要です。ただ女性たちにとって、職場での自分のキャリアの可能性がみえず、自分はどうキャリアを伸ばしていけばよいのかを考えてしまう。結局のところ、自律的にキャリアを選べるのか?と迷うのです。

「やりたいことが見えない」と言うよりは、「やりたいことが見えたとしても、「こうあらねばならない」という大きな壁によって、自分のキャリアにたどり着けない」と思えてしまうのかもしれません。



3.そして、「将来を失敗したくないから、決めるのが不安だ。」という思いもそこにあるようです。

これに関しては、男女に関係ない課題だろうと思います。なぜなら、幼い頃から「こうあらねばならない」と親から言われて生きてきたから。その最たる例が受験。「こういう中学、高校、大学にいきなさい、落っこちたら大変、失敗しないで。」と、言われてきた世代。

彼らは、知らず知らずのうちに「失敗しないように」というプレッシャーを感じている。そして、その親も社会のさまざまな既成概念にしばられ、「失敗しないように」子供を大切に育ててきた。「失敗しない人生」「失敗させない人生」ということが、「幸せな人生」につながると考えているように思えます。



自分の可能性を考えずに生きると、決まりきった生き方になる。


毎日同じことを繰り返していると、将来は、いまと同じ世界で働いている自分の姿が、薄ぼんやりと見えてくるでしょう。仕事上のキャリアの目的は、単に生活費を稼ぐためのキャリアなんだと、将来への希望が薄れてしまいます。 

だから、自分のキャリアを生きるには、場当たり的に生きてはダメ。

自律的キャリアを考えるには、取捨選択能力と計画性を磨くといいですね。それは人生で、判断すること、決断することが沢山あるためです。どう決断するかによって、あなたの未来が変わるからです。



「人生の生き方」で大切なことは、「自分がワクワクすることは何かを明確にする」こと。  


自分のいまの生き方に疑問を持ったとしても、新たな一歩をあなたが踏み出さなければ、同じことを繰り返して、人生時間が過ぎていきます。

ワクワクする仕事や、初めて取り組む仕事をする機会によって、自分も成長感をもって、やりたいことに出合えるわけです。行動することで、未来を拓くのです。人生そのものが、だれもが初めての経験ですから。その中で自分はこれをやろう、やってみたい、これでいってみようと、自分で決めなければ、自分の人生にはなりませんね。成功しようが失敗しようが、その時一生懸命生きたのなら、それがあなたの最善の結果です。そうやって自己成長していきます。素敵なことではありませんか。


仕事、プライベート、結婚、出産、子育て、・・・など、最初からすべて「私がやらなければならない」と考えることをやめましょう。まず、「いま」やりたいことを決める。


自分の人生で、どんな経験をしたいかをイメージすることが、最初に手掛けることです。あなたが、まずやりたいこと、やってみたいことを選択することから始めましょう。



私の場合は。

"仕事は続けたい、自律的に生きたい。尊重しあえる人と暮らしたい。」と私はぼんやりですがイメージしていました。

実際にその考えを進めていくと、親が「仕事を続けることに反対」でした。でも、私の人生ですから、仕事を続けていきました。それでも親は、納得しませんでしたが、私は私です! 気にせず自分の人生を歩むだけです。

結婚相手を見つけることも大変でした。親は、妻を養える人と結婚したほうが良いと言ってました。しかし、一生自立して生きるために、バリバリ働き続けることを選んだ私は、「女性に家庭を守ってほしい男性」では、私が目指す人生にならないので、そういう考えの男性を削除しました。そうしたら、本当に該当者が少なくなってしまったのです。今ではそのような男性は少なそうですけどね。

このように、私自身が腹を括って将来の生き方を決めると、仕事もうまく起動し、不思議なことに男性との接し方も変化したように思います。それは、自分自身の中にある無意識の負の性別意識が低くなったのだと思います。
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もっと自由に選べる人生

自由に人生を選ぶことは、たやすいことではないかもしれません。・・・

 続きはこちらへ https://jsel.jp/4341/


 
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