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コラム(今月の言葉)|Column
女性の友情は、ハムより薄い?なぜそうなのか。

11月26日のNHK「あさイチ」のテーマが『女性の友情は、ハムより薄い?』であった。
見る気もなく何気にぼんやりと見ていた。しかし、私はその趣旨が全く理解できなかった。
投稿されたテーマの再現映像の中で、いつでも一緒に過ごしてきた親友同士。社会人まで同じ境遇の二人だった。しかし、ひとりが専業主婦になり、もう一人は独身のまま働き続けてキャリアを積んでいっている。専業主婦は子供が生まれたことで生活環境があまりに変化して、親友と話す話題も見つけられずに、互いになんとなく距離を置くようになっていった。もう親友同士ではなくなったように感じる専業主婦というものだった。

また街頭取材の中で、20代から40代くらいまでの女性たちの多くは、[女性の友情はない]という人と[女性の友情はある]という人では、やや[女性の友情はない]という人が多かったように思った。彼女らの多くが口にした言葉に「共感」があった。


彼女たちの言う友情で大切な共感は、どうも同じ映画を観たら同じ気持ちになることであり、トイレに行くのも一緒、これが好きと言ったらそうそう私もと言い合える仲間のようだ。自分の考えを述べ、違いを語り合うことが楽しいのに。まったく同じなんてありえないと思うのだが。

また本来、共感とは相手の想いをきっとこういう思いなんだろうかと想像して感じ取ることだと思っている。したがって彼女らが述べているのは共感ではなく、むしろ同調ではないだろうかと感じた。

次に、街頭取材が巣鴨で行われた。70代以上の女性たちだ。彼女らの多くが言葉にしたのは、お互い言いたいことは言うし自分は自分だからというもの。気楽に気兼ねなく語り合うことが友達と話している人が多かった。
人生を懸命に生き抜いてきたそれぞれの人生を尊重している。そして、ありのままの自分を表現していた。
女性の友情に不安がある人はありのままの自分で良いという意識が希薄なのだろうか。

自分で選択した人生、または自分が希望しない人生かもしれないが、それが私の人生なのだから。その中を懸命に生きている自分に自信を持ち、もっと自分を大切にしてよいのではないか。




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