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コラム(今月の言葉)|Column
フロー体験ってご存知ですか?
  いやな人との会話でもフローな体験が生まれるコツ教えます。


ミハイ・チクセントミハイという心理学者が主張したことですが、「幸せな人生とは自分がやっていることに完全に没頭することによってつくられる」というものです。
確かに、好きなことや興味があることは、我を忘れ時間を忘れ、気が付くともうこんな時間になっているとびっくりしたこともありました。充実感や満足感が得られる、貴重なひと時と感じます。

このフローの状態を作るには、自分のスキルと挑戦の程度との間で、ちょうど良いバランスをとれた時に生じるそうです。また、どんなに退屈なことでもフロー体験をすることができるようになるそうです。つまり、退屈なことでも充実感や満足感を得られるということです。そのためには、私たちは常に挑戦しがいのある活動をたえず試すこと、そしてそのために、精神を集中する鍛錬や、精力的に身体を動かすことに取り組むことが必要だそうです。スキルを伸ばしたら、使う機会を見つけてフローを体験するわけです。

ですから、何か学んだならそれを使ってみる、こんな活動を通して自分の成長を感じ、日々努力して成長し奥行きのある存在となっていくなんて素敵なことですね。

会話でもフロー体験ができるのです。私たちは一日のうち必ずと言っていいほど人と会話をしています。楽しく会話できる相手もいれば、興味のない長い話を聞かなければいけなかったり、仕事での会話だったり、いろいろあることでしょう。楽しい会話の時は、「もうこんな時間になっちゃったの!」なんて、時間の立つのも忘れて会話に夢中になったという経験者もいらっしゃるかもしれません。それがフロー状態にいたわけです。自分が楽しかったので、時間も忘れ夢中になったのですね。

しかし、話したくない相手だったり、興味がない内容だったりしたら、フロー状態は得られないのでしょうか。答えは、NOです。訓練が必要ですが、自分の興味を話しの内容だけでなく、相手に向けていくことから始めてみると良いかもしれません。例えば、「この人は何を考えているのだろうか?」「私は、この人について何か新しいことを知っただろうか?」と意識を相手に向けていくことから始めてみてください。どんな考えを持っている人かな? どんな時に楽しくなる人かしら? 今、何に夢中なのかな?などです。そう考えると、その人についてもっと知りたくなりませんか。
「この人は、どうしてこの話を夢中になってしゃべるのかしら」そう捉えると、人に興味を持つでしょ。毎日が興味のある世界に変化していきます。フロー状態になること間違いなし!



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