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コラム(今月の言葉)|Column

「働く女性の意識調査」:子育てしながら働き続ける30〜40代の女性に聞きました。
  正規、非正規で転職回数、転職理由に差がありました。

働く女性のWeb意識調査を7月に実施しました。そして、この結果から少しずつですが今を生きている女性たちが映し出されてきました。

正規・非正規の全体平均では、転職経験のある女性は約70%、まったく転職したことのない女性たちは約30%でした。

特筆すべき点としては、正規と非正規で比べると、正規では転職したことがないと答えた人は44%、非正規では14%に止まりました。しかし転職回数3回以上と答えた人を見ると、正規は27%でしたが、非正規は50%と差は大きくなっています。

そこで転職理由における特徴をみていくと、非正規の転職理由は、「出産・育児のため」が最も高く、次いで「結婚のため」となっていました。特に30代の数値が平均値を高くしており、「出産・育児のため55%」「結婚のため44%」と家事・育児は、非正規の意識調査結果からは、出産、育児は女性の役割と認識していることがうかがわれます。

それに比べて正規では、平均値は非正規よりも低くその中で高かったのは「結婚のため」、次いで「出産・育児のため」と続いています。30代での数値は「結婚のため16%」「出産・育児のため15%」と非正規に比べて、極めて低い数値となっていましたが、40代での数値は「結婚のため33%」「出産・育児のため27%」と数値は30代に比べ上がっていました。この差をどうみるかですが、企業の育児制度導入などの時代的な変化、もう一つは役割意識に対する認識の違いなどが挙げられるのではないかと思われます。

そして、フルタイムで働き続けるためには、本来、職場での人間関係のストレス、仕事自体の責任やストレス、夫や家族との役割分担についての調整力、両立していくための時間管理などがあると予測できます。つまり職場の人間関係のマネージメント、職務のマネージメント、家事・育児のマネージメント、タイムマネージメントができているから働き続けているともいえるでしょう。できなければ、働き続けることはあきらめざるを得ません。

働き続けていこうと思う前提として、肯定的に物事を捉えることができるかどうかと、「自分はなんとかやりぬくことができるという自己評価が高い」かどうか、つまり「自己効力感」が高められていることが挙げられます。つまり、ポジティブで自己効力感の高い人が、働き続けることができると私は考えています。 
これから調査結果が進み次第、またコラムに載せていきます。働き続けていくことは大変なこともありますが、自分自身を成長させる機会を提供してくれる場でもあります。
未知なる自分に出会えるチャンスが、働き続けることから生まれます。




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