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■ 限りある人生
久々にコラムを書きます。もう6月ですね。今年は私にとってイベントの年になりました。
「先のことなど分からない人生だから」が私のキーワードでした。
今年は、その言葉がピッタリの年になってしまいました。
1月に体調の変化に気づき婦人科のクリニックに。ほとんど病気などにかからない私でしたが、今回は自分でもいやな予感が働きました。
検査の結果は、大きな病院に行く必要があるという内容でした。仕事をこなしながら病院に行きました。
仕事はすでに今年の予定がしっかり入っていたので、何とか早く解決したいという思いでいました。検査の結果、卵巣がんと宣告されました。「冷静な自分」が今後の段取りを考えているのと同時に「もう1人の自分」は何時まで自分は生きられるのだろうかと目の前が真っ白になっていたように思います。
そして手術の結果、世界に15例しかない癌細胞だとわかり、対処方法は解明されていないということもあわせて知りました。こういったことは、みんなと同じだったら良かったのにと思えました。
そんなわけで、現在卵巣がんで行われる化学療法をあと4回行っていきます。
このようなことから、「命」ということを考えるようになりました。
今までの人生は、当然のように先があると思えていたのでどのようなアクシデントがあっても、ここを乗り切れば先があると思えていました。しかし、今回の病気では先はないかもしれない。これで終わり!と、話しかけられているようで、自分を律するためにも自身を見つめなおすことが必要になりました。
自分は、自分の人生に未練はないのか、それともあるのか。
何のために生きていたいのか。
これからの人生どう生きていくか。
答えは、でませんでした。だって、先は分からないから・・・。
ただ今を生きる。精一杯生きることしかありません。
私にできることは、ポジティブに人を元気付けて生きることしかありませんでした。
まず、そのためにも家族を元気に!
そして私と関わる人たちを元気にしていこうと思います。
今は自分の心が整理されていますので、何だかすっきりしています。
限りある人生を自覚できた今日この頃です。
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