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コラム(今月の言葉)|Column

内定獲得に共通点あり

今は誰にとっても就職活動がかなりきびしいといわれています。そんな中、学生たちはいろいろな説明会に参加したり、ネット検索に集中しエントリーをたくさんしたり、ただ情報を集めて忙しくしていると安心するといった状況も多いように思います。

最近は、大学でキャリアデザインゼミや就職に関する講演会やワークショップが盛んですね。私もいろいろな大学でゼミや講演を行っています。この間も500人が参加してくれました。就職の厳しさからか、就職のヒントを求めているからだと思います。

先日、内定が決まった学生たちとのワークショップで話をする機会がありました。
彼らの話を聴いていくと共通点が見えてきました。

共通している点は、

1 「こういう風にして活躍したい」「こんなライフスタイルを描いている」と、具体的に将来のイメージができていることでした。
例えば、地元でじかに人と接し、地域に貢献している自分。子育てがちゃんとできて家族を大切にできる将来像を考えてきた男子学生。転勤がなくて人をハッピーにしていく仕事で、おしゃれして仕事が出来て生活をエンジョイしている将来像などのイメージです。
2 最初から業界や企業が明確だったわけでなく、かつ学生たちは業界や企業の研究をやっても、なかなかイメージにつながらなかったようです。そこで最初は企業が絞れないまま、自分のイメージが実現しそうと感じた会社を片っ端からエントリーしたり、大学主催の業界セミナーや企業説明会に参加していったそうです。今の時代には視野を広く持ってその中をしっかり見ていくことが必要なことだと思います。 
3 そして行動にも共通点がありました。
もちろん合同企業説明会などにも積極的に参加していますが、その企業で働いている人たちから多くの情報を仕入れていました。OB/OG訪問もそうですが、企業説明会で相手先の人事の人たちと話していく中で、自分の求めているものが明確になって職業的価値観が分かっていったようです。
4 彼らは、情報収集力にも優れていました。自分を売り込むためには、まず相手を知るというのが基本ですが、その通りに活動していました。それも聞き込みからの情報で、単なるネット上の情報ではない生きた情報を取ってきていました。



このきびしい就活の中で、すんなり志望企業に内定が取れたわけではなかったようですが、しかし最後まであきらめずに探し出してきた人たちだったのです。
結果的には、各自の希望を満たす企業に入社が決まったそうです。

私はどんなふうに活躍したいのか。どんなライフスタイルを大切にしたいのか。
私たちも、時折自分に問いかけて、自分磨きをつねにしていく必要がありますね。




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