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コラム(今月の言葉)|Column
「目標は、“できたよ!”と、自分を応援してくれる指標です。そして自分との対話によって行動計画を立てていくことが大切です。」

私は、キャリア開発の仕事にかかわることが多くあります。自分の将来をポジティブに描くことは楽しいしワクワクしますね。ですからキャリア開発の研修を行っていると、受講者のみなさんは将来のイメージを語りながら楽しそうにワークをしています。しかし、そのイメージを具体的にしていく行動計画―いつまでに、どうやるかを決めていく段階―を考えるワークに入るとスピードが遅くなっていきます。

たぶん行動計画を作る時に、心の中で「しなければならない」、「できないのは自分がだめだ」と自問しながら考えてしまうからかもしれません。行動計画にある個々の目標が自分にとって苦しいものになってしまっているからでしょう。


私も最初は行動計画を最短でできる目標で創っていたと思いますし、自分の実力も分からず、「絵に描いた餅」状態で終わっていました。ですから、何をやっても三日坊主でした。夏休みの宿題も計画は完ぺきでしたが計画通りにはできず、いつもギリギリで追込むばかりでした。

社会人になって、クリエイティブの仕事に就きました。この仕事は、締め切りが明確にあり、つねに期限を厳守する必要に迫られました。仕事上、仕上げるためには逆算してスケジュールを立てることになります。具体的に、企画をいつまでに考えて、ラフスケッチをいつまで作り、プレゼンボードを作り、プレゼンの期日までに何日間でどこまで仕上げると目標を決めて、形にしていくわけです。最初は、計画通りに進みませんでした。期日は守る責任があるので、会社に泊まり込んだり、完徹したり、何とか期日を守っていましたが・・・。

この計画作成のやり方を繰り返していくうちに、自分の能力というか力量を把握できるようになると、計画通りに進みだしました。


つまり自分の能力を自己認知できる、自分の性格を自己理解できるようになることが必要なのです。自分との対話によって行動計画を立てていくことが大切だということです。

行動計画の中の個々の目標は、「できたよ!」と、自分を応援してくれる指標です。
ですから、行動計画を創る時は、自分との対話を大切にして、「できたよ!」といえる具体的で見える指標にしておくことがポイントです。最初からスピードを上げません、助走から始めていきます。小さな「できたよ!」が上手くできるようになったら、ちょっとストレッチをかけてもいいでしょう。目標を何回も達成していく経験を持つと自己効力感も高くなり、より自信がみなぎってくると思いますよ。

目標を立てて実行するのがきっと楽しくなりますよ!ぜひともお勧めです。



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