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■ 不死鳥のごとく・・・
またまた久々のコラムになってしまいました。公私ともにイベントだらけの年末から2015年の始まりです。
私事で言えば12月に論文を提出し、1月に修士の口頭試問があり。仕事も新たな企画などかなりハードな時期ではありました。
12月に論文を提出してホッとしたころ、私が夕飯の買い物から帰ってきたら、なんと母が動けなくなっていました。小一時間の間に、全く動けなくなっていた。痛くて、痛くて動けないという。本当にこんなことが起きるのだと、信じられない気分でした。
またしても救急搬送をしてもらうことになりました。病院に入院できるものと思っていた母は、搬送されてホッとしていたのですが、先生は「入院する必要なし!」と一言。
レントゲンでは骨が折れているとは見えないから自宅に帰るようにと言われてしまったのです。
年齢を重ねると圧迫骨折になりやすく、骨折したばかりだとレントゲンでは映らないこともあるそうです。入院できないことは、専門家による看護がなくなってしまうわけで、それは母にとってショックであり、私も仕事で家を空けることを考えると母の面倒をどうしようかと不安がよぎっていました。
そこで頼りになるケアマネジャーに連絡し、仕事で不在にしてしまうことから、今後の手立てを相談しました。母も寝たきりになることを覚悟したのか、介護付き老人ホームに入居すると言ってきたのです。私への気遣いと、安心を手にいれたかったのでしょう。
その後、再び心不全で救急搬送されて、今度は入院。変な話ですが、やっと母は安心できたようです。
今月に来て腰の方は良くなりましたが、体力がだいぶ落ちてしまい、少しは歩くことはできるが車いすでの移動が多くなってきました。そして退院。家から近くの介護付き老人ホームに入居し、いつでも介助してくれる、そしてお友達もいる環境の中でホッとしています。そんな母を見て、私も安心しています。
今まで何回となく不死鳥のようによみがえってくる母を見て、人間の逞しさを感じてきました。今回は徐々に弱っていく姿も垣間見ながら「人生の収め方」を考える、今日この頃です。
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