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コラム(今月の言葉)|Column

キャリアカウンセラーのみなさん、自分の心の鏡を磨きましょう

キャリアカウンセリングをするには、自分の心を鏡のようにピカピカにしておくことが大切です。相手の姿がしっかりと映るように、ピカピカに磨いておく必要があります。それについて、お話します。

キャリアカウンセリングでは、相手の話をよく聞くこと、つまり傾聴が大事とよく言われます。しかし、単に相手の話を聞くだけではカウンセリングにはなりません。

相手の表情や態度、話し方や使った言葉など、相手を見て・話を聴いてその全体から受け取れたことを理解していくことが大切になります。
でもその理解は、自分の勝手な思い込みになってはカウンセリングの意味がありません。

人は言葉を何気に選んで使っています。でもその言葉には、その人なりの意味が含まれています。例えば、友人が「辛いカレーが好き」と言っても、もしかしたら、タイ風カレーでヒーヒー言うくらいのものをイメージしているかもしれません。でも「辛いカレーが好き」の言葉だけで自分のイメージの辛さの尺度と同じとは判断できません。ですから言葉を聞いただけで、誰ひとり相手のイメージと同じように理解しているかというとそれは違います。

話し方も、穏やかに話す人、攻撃的に話す人、寡黙な人、言葉の多い人など、いろいろな表現があります。話し方を聞いただけで、その人を判断することもできません。普段からそのような話し方なのか、何か原因があってそのような話し方になっているのか分からないからです。

キャリアカウンセラーは、そのような相手の心の機微を受け取れるように、自分の心の鏡を磨いていきます。カウンセラーでなくても人間関係を築く上で心の鏡を磨くことは必要です。

どのようにして磨くのかといえば、自分の心の動きを意識することから始めましょう。どのような時に自分の感情が動いているかを意識していくのです。そしてそれはなぜかを自分なりに探求していきます。
また自然体でいられる自分を目指しましょう。自分の良いところも嫌なところも受け入れて、それが自分だとオープンに語れるように、自分を理解していくことです。


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