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コラム(今月の言葉)|Column

英国王もキャリアに悩んだ!

自分を振り返る機会は、日ごろ仕事に追われているとできないものですね。
1週間がアッと終わり、なんか充実感のない日々を送っているなあと感じることもあるでしょう。
社会人になり30歳を過ぎたころから、この選択でよかったのだろうかと考える方も多いと思います。

この間「英国王のスピーチ」という映画を見てきました。自分の人生を自分で決められなかった英国王が主人公です。でも、立ち向かって自分の人生に作り上げていった国王のお話でもあります。

実話の映画化だそうですが、吃音(きつおん)に悩む英国王ジョージ6世が周囲の力を借りながら克服し、国民に愛される王になるまでを描く、弱みや欠点を抱えた一人の男の人間ドラマでした。

お話の概略は、一人の人間として、国王と立ち向かうトレーナー(以下ライオネルとする)。ライオネルは、生まれつきの吃音者はいないと強く主張する。最初に会ったとき行なったライオネルの実験によって、国王は淀みなく語っている自分の声に驚き、そしてライオネルの主張を受け容れられるようになっていく。
自分の心の中で表現されずに閉まってあった複雑な思い。
国王という役割の中では言ってはいけない言葉―寂しさや汚い言葉、怒りなど―を表現していくことで心が開放されていき、自分のコンプレックスと立ち向かえるようになっていく。ありのままの自分を受け容れられるようになっていき徐々に自信をつけていく国王。

この映画を見て、自分を信じてくれる人が側にいること、そして自分の心の中で思っていることを言葉にすることの大切さを感じました。そして、生きていくためには、自分への期待を持って、あきらめずに取り組み続けることで道は開けていくことを。
この国王は、ライオネルに応援してもらい「自己効力感」を感じ、あきらめずに努力したことで自分自身の中からそれを生み出してきたと思います。

私にとっての最初の障害は「逆上がり」でした。逆上がりをやり遂げた時心に浮かんだ言葉が「やればできる。」です。逆上がりができた瞬間から、何故かどんな物事にも取り組んでいけると思えるようになりました。「やればできる」、心の中に大切にしている言葉です。この言葉を心で呟くと何だか力が湧いてくるのを感じるのです。

自分の未来の姿に期待しましょう。そのために今を懸命に生きましょう。



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